2006年度 幹事会 議事録   2006/09/27
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出席者 府川,山本,中山,清水(記録) (計4名)

議 題 1. 一般報告
2. 懸案その後の経過報告
3. 06年度の活動方針
4. その他

議 事 1. 一般報告
 ・前回議事録確認 : 立川断層の見学について一部修正,他は了承された.
 ・支部長会議の件(中山幹事代理出席) : 主として評議員会での報告事項が紹介された.
 ・本部より支部補助金の振込みがあった件について.
2. 懸案その後の経過報告
 1)地質遺産シンポジウムのその後の経過 
  ・冊子原稿集約情況とその後の経緯 : 最終原稿の確認と集約,「まえがき」の執筆,印刷の手配,
   高知大会への発送等についての説明.
  ・冊子印刷と無料配布の件 : 印刷部数を500部としたこと、諸般の事情を総合的に判断して
   無料頒布に踏み切ったこと, 別途予定されていたパンフの印刷を中止し, 今回の印刷物を
   そのパンフと兼ねたこと等について, 事後承諾として了承した.
  ・印刷費 : 印刷代は21万円(500部), 高知への送料が2箱で6,000円, 消費税を含め,
   計226,800円であった.なお, 振込みは中山幹事にお願いした.
  ・今後の方針 : 印刷物は早急に配布することとし, 残部361部の配布先について検討された.
   内訳は, 各講師には20部ずつ, GUPIを始めとする諸関係機関には, それぞれしかるべき
   部数を配布することとした.ポスター発送システムを利用した具体的発送作業を
   10月5日(木)16:00事務局にて行うこととした.
 2)地質遺産に対する関東支部の取り組み
  ・8月26日開催のGUPIシンポに参加した報告があった.
  ・支部としての今後の方針 : 支部レベルでの具体的で地道な活動を今後とも進めて行く必要が
   ある.
3. 06年度の活動方針
 1)継続課題 : 地質遺産
  これまでの分担作業内容と結果を集約し, 次回幹事会までにまとめて報告する.
 2)新規課題, 新企画イベント
  発表会についての議論が交わされ, 次のような意見があった.
  ・卒論を中心にして学生を集めた発表会に, コンサル側の積極的な反応があるだろうか.
  ・学生同士を集めるためには, 実施時期や大学・研究室の事情を考慮する必要がある.
  ・発表会実施に関する大学の事情・情況について, 実施の可能性や時期等を聴いてみる必要が
   ある.
 3)シンポジウムのテーマ
    国際惑星地球年2007-2009についての講演をどなたかにお願いできないだろうか, という提案が
   あった.今後機会をみつけて情報収集することとした.なお, 別紙ビラを参照しながら, 
   橋辺事務局長から説明を戴いた.
 4)巡検、講習会
  ・現状では年内実施は無理.
  ・試みとして「銚子巡検」についての検討を行った : 講師は先のシンポとの関連からして, 安藤寿男
   先生にお願いすることになる.日帰りとして, 東京駅発7:30 銚子着9:30 が想定される.
   実施時期については講師の都合を聴く必要がある.巡検内容としては, 純地質学的な話題の他に
   地下水等の実務的(応用的)な問題が組み合わさればさらによい.
 5)来年度以降の支部活動組織について
  ・来期支部長 : 清水からの江藤先生への要請・依頼、中山幹事からの情報, 上砂元幹事からの
   働き掛けについての経緯説明があった.今後とも要請を続けることとした.
  ・現各幹事の後継者について, 真剣に考えるべき時期が迫っている, という共通危機認識を確認
   した.各幹事がそれぞれ後継者を捜すよう心掛けるべきであることも確認した.しかし, 周辺に
   若い地質学会員がいない悩みもある.
  ・次年度は選挙の年でもあり, 現幹事のなかで残留メンバーと新規後釜の幹事について, 幹事各自
   で十分考慮しておかなければならない.

4. その他
 理事会便り
 ・学会誌に掲載する投稿論文原稿が極端に少なく, 学会誌の発行維持に困難を来たしている現状に
  ある.発行を少なくする, 1冊あたりの頁数を少なくする等の方策が考えられるが, 学術誌としての
  品格を損なうことにもなるため苦慮している.
 ・会員名簿作成の件でアンケートが求められているが, 回収情況が思わしくないので, よろしく御協力
  をお願いしたい.

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