地質技術伝承講習会のお知らせ 2008/06/07
地質技術伝承講習会:
  地質技師長が語る地質工学余話シリーズ

 この数十年間,わが国の社会基盤施設(道路・鉄道・空港・都市施設・ダム・地すべり施設など)は著しく整備されてきました.これら施設の建設にあたり,応用地質学もまた大きな役割を果たしてきました.今,これら応用地質学を支えてきた地質技術者から地質技術伝承の講習会を開催いたします.CPD:2単位
              
   第3回 斜面災害対策と地質屋の役割

   講師:上野 将司(応用地質株式会社 技師長)
              
                             姫川中流右岸の地すべり
                          

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〔略歴と講演概要〕
 昭和44年北海道大学地質学鉱物学科卒業、同年応用地質鞄社。大阪・福岡・岡山・高松の各地でおもに、近畿以西の西日本各地の主として斜面防災関係の業務に従事、平成7年同社技術本部に勤務、斜面防災関係業務の指導にあたる。
 わが国は世界に冠たる斜面国であり、豪雨や地震により斜面災害が頻発する。斜面の防災対策を円滑に進めるためには地質や地下水情報を得ることが不可欠であるが、わが国の地質は一言でいえば複雑であり、工学系技術者にとって理解しにくい対象である。ここに地質技術者の活躍の場があり、斜面防災対策の立案に際し必要と思われる知識やノウハウについて紹介する。

 日  時 : 2008年6月7日(土) 14:00〜16:00
 
 会  場 : 国立科学博物館 日本館4階大会議室(展示室3階より係りが案内いたします)
               東京都台東区上野公園7-20(上野駅公園口から徒歩5分) 
 
 参加費 : 無料 ただし博物館入館料(一般の場合は600円/1日)が必要(常設展示が閲覧可).大学パートナーシップ会員,
             科博友の会会員,高校生以下は無料.1年に2回以上来館の場合一般の方はリピーターズパス(1000円/1年)が
             お得です(パスのご案内)

 
 主  催 : 日本地質学会 関東支部
 
 協  賛 : (社)全国地質調査業協会連合会関東地質調査業協会
 
 後  援 : (独)国立科学博物館

 募集人数 : 50名 下記申し込み先まで.定員になり次第締め切らせていただきます.
 
 申込方法 : 可能な方は,ジオ・スクーリングネット(GSネット)にて公開中の申込み欄をご利用ください.
         もしくは下記担当幹事のメールアドレス,または日本地質学会事務局へFAXにて.
         ※メールにてお申込みの方は、担当緒方より確認のメールをお送りします。
          数日以内に確認メールが届かない場合は、お手数ですが、担当緒方までお電話ください。
 
 申込先 : ジオ・スクーリングネット(GSネット)
       関東支部担当幹事 緒方信一(中央開発) (兼,問合せ先)
       mail:ogata@ckcnet.co.jp TEL:03-3208-5252
       (メールの件名に「地質技術伝承」の6文字を入れてください)  
       日本地質学会事務局気付 関東支部 FAX:03-5823-1156      


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